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📱 バッテリー最大容量の数字は本当に正しいの?

iPhoneを使っていて
「バッテリー最大容量 85%」
「そろそろ交換かな?」
とチェックする方は多いですよね。

でも、この 最大容量の数字…実は“完全に正確”ではありません。

「まだ使えるのか?」
「交換したほうがいいのか?」
判断を間違えやすいポイントでもあるんです。

今日は“バッテリー最大容量の数字の落とし穴”を、分かりやすく解説します!


■ ① 最大容量の数字は“あくまで目安”

iPhoneのバッテリー表示は、
内部のセンサー(バッテリーの充放電回数・電圧・温度など)から推測されて算出されています。

つまり…
正確な実測値ではなく、あくまで推定値。

そのため、実際には…

・最大容量85% → 体感では70%くらい
・最大容量90% → でも急に電源が落ちる
・最大容量80% → まだ意外と持つ

こんなケースが普通にあります。


■ ② 最大容量の数字が“高めに出る”ことも多い

意外かもしれませんが、
実際より高い数値が出てしまうことのほうが多いです。

理由は、

・劣化しても回数だけでは判断できない
・温度や負荷で劣化度が変わる
・CPUの電力制御で誤差が発生する

このため、
「85%あるはずなのに減りがめちゃくちゃ早い…」
という現象が起こります。

とくに 2年以上使用したiPhone は、この誤差が大きくなる傾向があります。


■ ③ 最大容量80%以下が“交換目安”と言われる理由

Appleは公式に
80%以下 → 劣化バッテリー
と判断しています。

これは正確だからではなく、

✔ 電源が落ちるリスクが高くなる
✔ パフォーマンス制御が入り動作が重くなる
✔ 表示以上に実容量が落ちている場合がある

→ このあたりの安全ラインとして設定されています。

つまり、
80%以下=危険ゾーン突入
と理解するほうが正しいです。


■ ④ 数字より大事なのは“体感の変化”

こんな症状がある場合、数字に関係なく交換レベルです👇

・フル充電しても半日持たない
・アプリ起動だけで一気にバッテリーが減る
・寒い場所で電源が落ちる
・残量がまだあるのにシャットダウンする
・本体が熱くなりやすい

最大容量よりも 体感の異常のほうが正確なサイン です。


■ ⑤ 修理屋の本音:90%あっても交換することはよくある

実際の修理現場では、

・最大容量90%
・80%台後半

でも、交換したら
「バッテリーめっちゃ持つようになった!」
と驚かれるお客様が多いです。

理由は 数字より内部劣化が進んでいるパターンがめちゃくちゃ多い から。

最大容量の表示だけで判断すると、
本来は交換したほうがいい状態を見逃すことになります。


✔ まとめ

  • バッテリー最大容量の数字は“完全な正確値”ではない
  • 実際より高めに表示されていることも多い
  • 80%以下は危険サイン
  • 体感で異常があれば数字に関係なく交換レベル

スマホを長く・快適に使いたいなら、
数字よりも“症状”を見たほうが確実です。


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